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ブラジル 黒人意識の日(11/20)

ズンビ・ドス・パウマレス (1655-1695)

1888年5月13日、ブラジルのイザベル王女 (1846-1921) は 「アウレア法」を発令し、 この非人道的な労働に終止符を打つ法律を法令しました。 アウレアとは黄金という意味で、この法の重要さを物語っています。 最終的にブラジルの領土全体で奴隷の廃止が命じられました。 そして、他の国や地域でも奴隷制は、もはや許されなくなりました。

しかし、この日付は黒人が自由を勝ち取った日として人々に好まれませんでした。 

実際に採用されている 11月20日は、ズンビ・ドス・パウマレス (1655-1695)の他界した日です。指導者ズンビを称えるための記念日です。 黒人意識の日は、2011年の休日法によってブラジル全土に公式に認められました。

ズンビは、礼拝と宗教の自由のために、そしてブラジルの植民地奴隷制の終結のために戦いました。 それにもかかわらず、この指導者は、キロンボ・ドス・パウマレスという場所を厳格さと権力で統率した者として知られていました 。

ズンビは黒人に対する白人の支配を認めなかったので、ブラジルの歴史の中で黒人の自由の最大の象徴となりました。

キロンボとはどんな意味ですか?

もともとアフリカ大陸のアンゴラの言葉で、”quilombo” は村や要塞を意味し、戦士が戦闘のために準備をする場所でした。

植民地時代に、キロンボにいた者は支配人から逃げた奴隷だけでなく、 奴隷制から解放された者、貧しい白人、メスチーソ、ブラジルの先住民などもいました。